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プロが教える!ベッドで快適な眠りを手に入れるための「正しい寝具の選び方」

プロが教える!ベッドで快適な眠りを手に入れるための「正しい寝具の選び方」

眠りの質にこだわって良いベッドを選んだら、寝具選びにもこだわりたいところです。

お布団、枕、カバー、ベッドパッドetc これって本当に必要なの?何を基準にどう選んだらいいの?をファニチャードームの販売スタッフが教えます! 

ベッドに必要な寝具は、これ!

ベッドを購入したら最低限必要になる寝具にはこれだけのものがあります。

1. ベッドパッド
マットレスの上に敷いて使うものです。

2. BOXシーツ(ベッドシーツ)
シーツの端にゴムが入ったタイプのシーツ。マットレスに簡単に装着できます。

3. 掛け布団

4. 掛け布団カバー

5. 枕

6. 枕カバー

その他、季節によって必要になってくるのが

・毛布・ブランケット
・敷きパッド(夏用、冬用)

なくても大丈夫だけれど、あったらセンス良く見えるのが

・ベッドスプレッド
(ベッド全体を覆い隠す布)
・ベッドスロー
(ベッドの足元にかけてある細い布)

と、ざっとこれだけのものがあります。
それでは一つずつ選び方のポイントを解説しますね!

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ベッドパッドの選び方

−そもそもベッドパッドってなぜ必要なんですか?

確かにベッドパッドって何で必要なのかピンときませんよね。
でも実はベッドを買ったら絶対に買って頂きたいものなんですよ。

マットレスの上に直接シーツを敷いて寝てしまうと睡眠中に出た汗は全てマットレスに吸収されてしまいます。
お布団のように簡単に干すことができないマットレスにそのまま湿気が溜まっていくとカビの発生にもつながります。

地味なアイテムで購買意欲が沸きにくい商品ではありますが、これはもう必須なのでベッド購入時に合わせて購入することをオススメしますよ!

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−どんなベッドパッドを購入したらいいんですか?

ベッドパッドは、ズバリ中綿の「素材」で選びます。

ウールは吸湿性・発散性にも優れているので湿度がこもらずマットレスを快適に保てます。ただお値段が高いのが難点です。

コットン(綿)は吸湿性に優れています。ただ発散性は弱いのでこまめな洗濯が必要です。

ポリエステルは一番お手頃で購入でき洗濯をしてもすぐ乾くというメリットがありますが、吸湿性は劣ります。

ベッドを長く大事に使いたいという方には少しお値段は高いですがウールのベッドパッドをオススメします。
あれこれ選ぶのが面倒という方にはベッドパッドとシーツ類がセットになった3点パックもありますよ。

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カバー(シーツ)類の選び方

−カバー選びのポイントを教えてください。

カバーではまず、マットレスを覆うベッドシーツの購入が必要です。

BOXシーツと呼ばれるゴム付きのものであれば簡単に装着できるので便利です。

ただしその際は購入したマットレスがどのサイズ(シングル・セミダブル・ダブルなど)のマットレスか、そしてマットレスの厚みがどれだけあるかを把握して購入しましょう。

マットレスの厚みが合わないものを選ぶとシーツがたるんでしまったり、逆にすぐマットレスから外れてしまったりとストレスの元になります。

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BOXシーツのパッケージにはこのようにサイズの表記があります。

ボックスシーツのサイズの見方

表示は 横160×縦200×高さ30cm となっています。

これは30cmのマチがあるという意味ですが30cmの厚みのマットレスに取り付けるとマットレスの底面までシーツを巻き込めず、シーツが外れやすい状態になります。

マットレスの厚みに対してシーツのマチは5cmの余裕を持たせると良いでしょう。

つまり30cmマチのあるBOXシーツの場合はマットレスの厚みは25cmまでと考えてください。

厚めのマットレスや薄めのマットレスを購入されてぴったり合うサイズのBOXシーツが見つからない場合は、オーダーでお作りすることもできますのでお気軽にご相談くださいね。

 

−掛け布団カバー・枕カバーはどう選べばいいですか?

こちらもBOXシーツ同様サイズには気をつけて選びましょう。
ご自分の掛け布団、枕がどのサイズか事前にしっかり確認してから購入しましょう。

−サイズ以外で選び方のポイントは?

カバー類は毎晩直接肌に触れるものです。デザインを先行して選びがちですが寝心地を重視するのであれば素材にこだわることが重要ですよ。
できれば天然素材100%のものを選びたいですね。
綿、麻、シルクなどの素材は吸湿性・発散性が備わっています。

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掛け布団の選び方

−掛け布団は様々な種類があってお値段もピンからキリまで。一体何を選んでいいのか難しいです。

そうですね。まずは布団の中材で選ぶことになると思います。

大きく分けて「綿」「羽毛」「合繊」とあります。

最近では綿布団はほとんど見かけなくなりましたね。ファニチャードームでも扱っているのは「羽毛」と「合繊」布団です。一番人気なのはやはり「羽毛」ですね。

羽毛はその軽さ・温かさで一度使ってしまうと手放せなくなる商品です。

羽毛布団

−羽毛布団ってランクがたくさんあって何だかよく分からないんですが。

羽毛と一言で言っても実はダウンとフェザーの2種類があるんです。
ダウンは水鳥の胸に生えているフワフワした毛、フェザーは軸のある羽根の部分です。

ダウンとフェザーの違い

ダウンは吸湿性と放湿性が優れておりとても軽いのが特徴です。

ダウンは水鳥(アヒル・ガチョウ)からしか採ることができない為、高価で貴重なんですよ。

羽毛布団にはこのダウンとフェザーが混ざって入っていますが、ダウンの混合率が高いほどお布団は軽く温かくなります。

また質の良いダウンは膨らみが大きく空気を多く含むためより保温性が高くなります。

当然混合率が高く、質の良いダウンを使っている羽毛布団ほどお値段が高くなります。

こちらを見てください。

羽毛布団のかさ高の違い

同じシングルサイズの羽毛布団を同じたたみ方で並べてみました。”左が最高級ランクの羽毛布団です。中に入っている羽毛の重量は同じなのに膨らみが全然違いますよね。

良い羽毛布団を使うと冬場でも毛布が必要ないぐらいです。
水鳥の持つ体温調節機能は本当に優れているんですね。

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良い羽毛布団は側生地にもこだわっていて触ってみると身体に吸い付くようななめらかさがあるんですよ。
この軽さ肌触りの良さは是非店頭で体験して頂きたいですね!

ただ、羽毛布団は中身が見えないだけに不正をしやすい商品でもあります。
国産の信頼できるメーカーのものを選んでおくと安心です。

質の悪い羽毛布団はしばらくすると中から羽毛が飛び出してきたりすることもあります。
ファニチャードームで取り扱っている羽毛布団は全て、信頼出来る国内メーカーで作られた国産商品です。

 

合繊布団

−合繊布団とはどんなものですか?

合繊布団とは中綿にポリエステルなどの化学繊維を使ったお布団のことです。
最近は様々なタイプの合繊布団が出てきています。羽毛に近づけた温かさを追求した商品などもあります。

アレルギーのある方には埃のたちにくい合繊のお布団をオススメします。丸洗いできるというメリットもありますよ。

 

二枚合わせ

−二枚合わせ布団って何ですか?

合い掛け布団(春・秋に利用)と肌掛け布団(夏に利用)を合わせた布団です。
冬場は2枚合わせて、それ以外の季節は取り外して1枚で使えるので一年中使えて便利な商品です。

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ホックで簡単に取り外しができますよ。

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枕の選び方

−なかなか理想の枕に出会えないんですがどうしたらいいでしょう?

様々な姿勢の中で、身体に一番負担が少ない姿勢はリラックスして立っている時と同じ状態と言われています。

この時の額の角度は約5度。寝ている時でもこの状態を保つことが理想です。

枕の役割は、寝ている時に敷布団やマットレスと頭部・頸部のあいだにできるすき間を埋めることです。
このすき間は体型によって個人差があるために、人によって適した枕が違うのです。

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−高さを基準に選べば良いということでしょうか?

そうですね。枕の高さは人によって好みがありますが、使用時の高さで、男性の場合2cm~5cm、女性の場合は1cm~3cmが一般的です。

これは女性の方が比較的首の深さが浅いためでず。

・高すぎると・・・首筋の痛み、肩こり、いびき、首のしわの原因になります。
・低すぎると・・・頭痛、肩こり、めまい、顔のむくみの原因になります。

あとは素材ですね。

人によって柔らかいタイプ、固いタイプと好みが分かれます。

様々な素材の商品が出ていますので、自分の好みの素材を売り場で実際に寝て試してみることをオススメしますよ。

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ベッドを美しく飾るには

−海外のおしゃれなベッドのように飾るにはどうしたらいいでしょうか?

ベッドスプレッド(ベッド全体を覆う布)を使ってシーツや枕のような生活感のある物を全て隠してしまうと寝室はすっきり見えますね。
あとはホテルのようにベッドの足元部分にベッドスローをかけることでグンとセンス良くベッドを飾れますよ。

ベッドのデコレーション

布使いは上の写真のように寝室内でポイントとなるカラー(写真の場合はブラウン)を決めてコーディネートするとまとまりが出ておしゃれ度がアップしますよ。

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